皆さんは、【動物の愛護及び管理に関する法律】(以下、「動物愛護管理法」。)という法律をご存知ですか?

この法律は、昭和48年に議員立法で制定され、その後、平成11年、17年の2回、議員立法によって改正されました。そして、平成17年の改正法の中で、『政府は、この法律の施行後5年を目途として、新法の施行の状況について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。』とされています。これに基づき、同法を所管している環境省では、平成18年6月の改正法施行5年後に当たる本年、動物愛護管理法の改正法案をまとめることになりました。

『検討に当たっては、課題として取り上げるべき事項が多岐に渡っていることから、環境省では、中央環境審議会動物愛護部会のもとに「動物愛護管理のあり方検討小委員会」を設置し、平成22年8月から議論を進め、今回、同小委員会において、「動物取り扱い業の適正化」にかかる議論を統括したので、その内容について、広く国民の皆様のご意見をお聞きするため、平成23年7月28日から平成23年8月27日までの間、パブリックコメントを行う。』と発表されました。

今回の改正は、「動物取り扱い業の適正化」に絞られたようです。各論の項目は下記の通りです。

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(1) 深夜の生体展示規制
(2) 移動販売
(3) 対面販売・対面説明・現物確認の義務化
(4) 犬猫オークション市場(せり市)
(5) 犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢
(6) 犬猫の繁殖制限措置
(7) 飼養施設の適正化
(8) 動物取扱業の業種追加の検討
(9) 関連法令違反時の扱い(登録拒否等の再検討)
(10) 登録取消の運用の強化
(11) 業種の適用除外(動物園・水族館)
(12) 動物取扱責任者の研修の緩和検討
(13) 販売時説明義務の緩和(犬猫以外の小動物等での説明義務項の緩和の検討)
(14) 許可制の検討(登録制から許可制に強化する必要性の検討)


※各論の内容やパブリックコメントに関する詳細は、環境省のホームページをご覧ください。

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動物愛護・保護・福祉などに関わる団体も積極的に法改正のための提言を行っていますが、多くの国民が動物愛護管理法の改正に感心を持っており、より具体的で実効性のある内容に改正されることを望んでいるということを政府に知らしめることも重要だと思います。パブリックコメントは、私たち国民が、直接政府に物言える貴重な機会です。

現在、年間30万頭以上もの犬猫を税金を使って殺処分している先進国(?) は日本だけです。殺処分される犬や猫を少しでも減らすために有効な案(直接的及び間接的)も今回含まれています。不幸な動物をこれ以上増やさないために、このブログをご覧いただいている皆様にも、ぜひともパブリックコメントにご協力いただきければ幸いです。

難しく考える必要は無いと思います。動物愛護管理法がよく分からなくても大丈夫です。今回取り上げられている項目全てに言及する必要もありません。『これはおかしい。』『これはやめさせるべきだ。』『これはもっと厳しく規制すべだ。』など、皆さんが普段感じていることを書いていただければ良いと思いますが、下記の3点にご留意ください。

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その① 簡潔に要点を分かりやすく

 ※文章でなく、箇条書きでもOKです。

その② どの案について賛成か反対かをはっきり明記する
   
 ※どの法案について賛成なのか反対なのか、分かりにくい書き方をすると、集計を行う人がきちんとカウントしてくれない可能性があるそうです。
 
その③ 具体的な数値を明記する 
  
 ※例えば、【(5)犬猫幼齢動物を親などから引き離す日齢】に関して、『幼齢犬猫は、犬猫の社会性、健康面から鑑みて、生後8週齢まで、親・兄弟から離すべきではない。』等。



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飼育放棄・ブリーダー崩壊・殺処分を減らすための提案としては、下記のようなことが考えられます。

・繁殖できる年齢幅と生涯における繁殖回数に制限を設ける

・動物取扱業は『登録制』ではなく『許可制』とし、特にブリーダーに関しては、遺伝病や繁殖に関する正しい知識があるかどうか、繁殖を行うための整った環境が確保できるかなどを許可の条件とすること。

・店頭展示・移動・インターネットでの生体販売の禁止 

・動物愛護管理法をもっと実効性のあるものにし、法令に違反した際の罰則をさらに厳格に制定すべき



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文章を考えるのが苦手という方は、2011年8月3日のKAZUさんのブログに書かれているパブリックコメントの下書きをご参照ください。

KAZUさんは、捨てられたり、飼育放棄された猫の保護活動を長年行っている方で、今回のパブリックコメントに期待を込め、意欲的に下書きを書かれました。そんな中、突然病に見舞われ、現在闘病生活を余儀なくされています。1人でも多くの方にパブリックコメントに協力していただきたいとの思いから、ご自身の書いたパブリックコメントの下書きをブログで公開し、それを多くの方に利用していただくことを願っています。

パブリックコメントは、団体、個人にかかわらず、誰でも提出できます。提出方法は、郵送・ファクシミリ・電子メールのいずれかです。
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パブリックコメント提出先:

環境省自然環境局総務課動物愛護管理室

住所: 〒100-8975 東京都千代田区霞ヶ関1‐2‐2

メールアドレス: shizen-some@env.go.jp

FAX: 03‐3508‐9278

提出期限: 平成23年8月27日(土)必着


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今回の改正案には、動物愛護関係者側の意見だけでなく、ペットショップなど動物取扱業に近い立場の意見も入っているとのこと。当然、動物取扱業者側からも、パブリックコメントがたくさん寄せられるでしょう。

どうやらパブリックコメントは、 『数が勝負』 のようです。1人でも多くの方にご意見をお寄せいただきたく、心よりお願い申し上げます。


今日もまた、日本中でたくさんの犬や猫が殺処分されています。

悪徳ブリーダーによって、劣悪な環境の中、無理な出産を強いられている母犬母猫がたくさんいます。

ペットショップの小さなショーケースの中で、満足に動くこともできず、一人ぼっちで寂しさに耐えている子犬や子猫もたくさんいます。

最後に、パブリックコメントにご協力いただける皆さんにお願いです。

動物は単なる“モノ”ではなく、人と同じく命を有する“生き物”です。痛みも感じれば、恐怖も覚え、喜怒哀楽も表現します。私たちは、動物を生命として尊厳を持って取り扱うべきだということを、ひと言書き添えていただければ幸いです。 


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